Photo Gallery  月見沢の滝〜北海道芦別市
融雪期の滝の様子。ものすごい水量で圧倒される。初秋の様子と比べて欲しい
5月。滝の上にも桜の花が咲いた
初秋の様子。きれいに削られた滝壷が、仏の座のように品格を感じさせる
 この「月見沢の滝」という名称は、私が名付けたもの。
 こんなに立派で、充分な落差があるにも関わらず地図に名称が載っていないため、月見沢川にちなんで名付けた。
 普段は訪れる人も少なく、山菜採りの時期だけ賑やかになる。

 撮影ポイントは、高さ20mあまりの崖っぷちで、高所恐怖症の私には非常に恐ろしい場所なのだが、やはりこの素晴らしい滝を知ると、撮らないわけにはいかない。

 この地区は、奥頼城(おくらいじょう)と呼ばれ、紅葉の美しい場所である。
 ただし、営林署の管理地域なので、鍵をかけられている場合もあり得るので、事前に電話で確認した方が無難である。
紅葉の最盛期。様々な色に囲まれて重厚な雰囲気である
滝の下流で撮った紅葉。この地域は芦別市の南側で、紅葉の特に美しい区域である。
晩秋の頃。思い切って川原まで降りてみた。想像以上にスケールの大きな風景に驚いた
何と、滝壷が見えない。近寄れば、超広角でも収まり切らない。離れて撮るほうが良い場合もある事を教えられた
近寄って写真にできるのはここまで。力強い水の流れに足をとられて滝壷に近づけない
初冬の様子。あと10日もすれば、通えなくなってしまう。
うっすらと積もった雪が、水墨画のような格調の高さを演出する
滝までの道の途中、小高い場所から見えた月見沢川。川床の岩が流れに変化を付けている
通える限界の頃。流身は太いツララになっていた。やがてすっぽりと雪に埋もれてしまうに違いない
水の貌(みずのかたち)」 滝と渓流のフォト・ギャラリー  www.m-kita.com/