Photo Gallery  夫婦滝(めおとだき)〜北海道芦別市
融雪期は、大量の水のため、にごるのは仕方がない。迫力を狙って撮ってみる
ごつごつした岩が、複雑な流れを形成している。どこを切り取っても絵になるのが嬉しい。
初夏の頃の水は、澄みきって美しい。世間の垢を洗い流してくれるようだ
 「夫婦滝」は、芦別市の北側、新城町地区の山の中にある。

 もともと芦別市は炭鉱で栄えた市で、山の部分の面積が大きく、北九州市ができる前は全国一面積の広い市だった。
 新城町は農業が盛んなので、熊が出没する頻度は少ないが、山は大雪山系に繋がっているので、油断は禁物である。熊よけの鈴くらいは身に付けておいたほうがいいと思う。

 この滝は、スケールこそ小さいが、水は澄んで美しく、また下流へと続く流れは変化に富んだ渓流美を見せて、被写体として非常に魅力的である。
 私の渓流写真の大半は、ここで撮ったものである。周辺の紅葉の美しさも、特筆ものである。
腰まで水に浸かって撮影。子供の頃の水遊びの気分がよみがえる
勢いよくはじける水が楽しい。
滝の駐車場から撮った写真。紅葉期の美しさは格別だ
太陽が完全に沈んでから、空の明るさだけで撮影した。単体露出計は20分を指していた。結局、1枚しか撮れなかった
澄んだ水の透明感が好きだ。千変万化する形の中に一瞬の美しさを感じる
紅葉も終わりが近い。落ち葉が周辺の岩を彩っている
落ち葉と水のカラフルな共演。有名でなくても、良い場所はたくさんある
晩秋期のひとコマ。静かなたたずまいが詩心を誘う。
12月初旬ころの様子。あと1週間もすれば道が雪に埋もれて通えなくなる
滝までは通えなくても、途中の渓流では撮影が可能だ。ここは被写体の宝庫である。 岩の上の氷が、最後の輝きを見せている。明るい陽射しがまぶしい 平凡なフキノトウだが、見つければ、やはり嬉しくなってしまう
水の貌(みずのかたち)」 滝と渓流のフォト・ギャラリー  www.m-kita.com/